神無月
- Kumiko Inoue
- 2021年10月1日
- 読了時間: 1分
今日から、10月ですね。
「暑さ寒さも彼岸まで」、とはよく言いますが
朝晩は涼しくなってきて少しは過ごしやすくなったところでしょうか。
さて、
10月の旧暦は「神無月(かんなづき)」ですが、
なぜ神無月というのでしょうか。
諸説あるようですが、
無(な)というのは、「の」にあたり、
「神の月」という説が一般的です。
そう考えると6月を「水無月(みなつき)」と呼ぶのも納得できるかもしれません。
10月は、実りの季節。
五穀豊穣を祝う神嘗祭(かんなめさい)や
各地方ごとに地域のまつりなどが行われる月でもあります。
神無月のほかにも、呼び方があり、
神在月(かみありつき)
神嘗月(かんなめづき)
醸成月(かみなんづき)
などさまざまです。
季節の移り変わりや、古来からの風習は
見落としてしまいがちですが
旧暦をひとつ考えてみても
季節や自然、神仏とともにあったことがわかります。
今年も残りあと3ヶ月ですが、
季節や自然とともに生きている、生かされているという実感を持つ気持ちを大切にしたいものですね。
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